朝ごはんから夜ごはんまで。卵かけごはんや卵焼き、オムレツや親子丼、そしてお菓子にいたるまで、良質なタンパク質を摂ることができる「たまご」は、私たちの食生活に欠かせない食材の一つです。
毎日の食卓にあがるものだからこそ、カンナンファームでは「美味しさ」「安心・安全」にこだわった卵を作っています。

丹波の自然豊かな山に囲まれ、きれいな空気と良質な水に恵まれた丹波市春日町にカンナンファームの農場はあります。
昭和32年に創業されたカンナンファームでは、会長である河南一夫さんが幼い頃に食べた「卵本来の味がしっかりするたまご」を多くの人に届けたいという想いで、色々な工夫を重ねてきました。
そんな試行錯誤を始めたころは「所詮卵は卵。どのような餌を与えても変わりがない」と同業者からは思われることもあったそうですが、口に入れるものは人の体を作るものだからこそ、美味しくて安心して食べてもらえるものを届けるために努力を続けられたそう。
「昔ながらの卵本来の味わい」にとことんこだわった結果、なんともぷっくりとつやつやとしたシンプルでありながら深いコクと純な味、まさに追求していた味を感じられる卵「やまぶき」が誕生しました。

色々な工夫を重ねている最中のこと。
にんにくを餌の一部として使用したところ卵の味の違いを感じたそうです。
カンナンファームさんは、その気づきから餌を探求することになりました。

特徴的なのは、全国でもほとんど例がないといわれている餌作りです。
カンナンファームでは非遺伝子組み換え丸粒のとうもろこしを生産農家から収穫したまま仕入れ、毎日農場でひき割り餌に使用しています。
そうすることで酸化や雑菌のない新鮮な香ばしい餌になるのだそうです。
また、鶏の主要な蛋白源である鮮魚の粉末も北海道近海で採れたサンマ・サバ・イワシなどの青身魚（人間も安心して美味しく食べられるもの）を、新鮮なうちに粉末にしたのもを使用しています。
他にも、ビタミン分の吸収を高める働きがあり卵のハリを強くしてくれる地元丹波で採れた生にんにくの葉、茎、球根を砕き塩漬けしたものや、ビタミンE・Dをたくさん含有しており卵の質を向上させる働きがある丹波篠山産の生米ぬかなどを使用。
それ以外に使われる材料にもとことんこだわっています。
一品一品厳選された飼料原料を自社農場で完全自社配合した餌は、畜産用の餌ではなく人間の食べるものと同等、又はそれ以上のもの。
完全自家配合しバランスよく鶏たちに与えることが、臭みがなく上品な味わいと安全を兼ね備えたカンナンファームの卵「やまぶき」の深いコクと純な味を生み出しています。

安全な卵を作るため、鶏の糞便が感染源にならないように、カンナンファームの鶏舎は独自設計施工鶏舎で、ゲージ飼方式が取り入れられています。
鶏舎の構造を高くした開放鶏舎と、１鶏舎につき１ユニットを配置した１鶏舎１ライン方式を採用にすることで、新鮮な空気の流れとお日さまの光を浴びる環境を作り、鶏へストレスを与えない環境を整えています。
１羽当たりのコストは高くついてしまうけれど、鶏たちが丹波奥郷の豊かな自然と清流の恵み、そして優しい太陽の光と澄んだ空気をいっぱいに感じられるように、鶏のことを第一に考えた鶏舎でカンナンファームの卵は作られています。

卵本来の味や昔ながらの日本の食文化を子どもたちに伝えていきたい。
そんな想いがカンナンファームの卵「やまぶき」には込められています。
丹波の奥郷で作られているこだわりの《タマゴ》是非堪能してください。

宅急便でのお届け時にたまごが痛まないよう、細心の注意を払い梱包し、宅配業者にも『たまごが入っています』ということがわかりやすいように注意喚起できるようにしてお送りしておりますが、やはり輸送時の揺れなどでお届けの際に割れてしまうことがございます。
そのため3個分の破損保障をお付けしてのお届けをいたしております。